福岡市は九州のみならず全国の主要都市として多くの人々が生活しています。中には自立が難しく一般的な就労に支障をきたしている人がいるのも事実です。今回は、そういった方を支援する就労継続支援A型施設について解説し、B型の就労継続支援施設についてもその違いを紹介します。
福岡市にある就労継続支援A型施設について
福岡市にある就労継続支援A型施設は、福岡市の公式サイトに一覧を掲載しています。市内の就労継続支援A型事業所一覧という場所に福岡市内にある就労継続支援A型事業所が一覧形式で紹介されています。また、毎年更新されており、常に最新の就労継続支援A型事業所の場所などが紹介されているので、利用する場合は福岡市の公式サイトを見てみるのも良いでしょう。そうすることで福岡市内の就労継続支援A型事業所を利用することができ、自立に向けた就労支援を受けられます。
就労継続支援A型の概要を解説
就労継続支援A型の概要について、対象者や年齢、雇用契約の有無、工賃などについて見ていきます。まず、対象者は企業などに就労することが困難で、継続的に就労することも難しい人です。このようなケースでは一般的な企業に就職してもすぐに失業する恐れがあるため事業所で支援を行いながら仕事をしていきます。年齢は65歳未満であり、それを超えてしまうと就労継続支援A型事業所を利用できません。雇用契約も原則あるため、立場もある程度保護されているというメリットがあります。さらに無期限で利用できるのも強みです。また、工賃と呼ばれる賃金は事業所や仕事内容によるものの月7万円から8万円が目安です。
就労継続支援A型と就労継続支援B型の違い
就労継続支援A型と比較されることが多いのは、就労継続支援B型です。就労継続支援B型は、就労継続支援A型の対象者と同じものの、年齢制限がありません。比較的簡単な作業を自由にできるので、より困難な方が利用する傾向にあります。ただし、工賃が非常に安く、1万円から2万円での作業になります。