加工品も挑戦中!茨城の農家が取り組むハーブの生産販売を紹介!

広大な平野に恵まれた茨城県は、2020年の農業産出額が4409億円と、北海道、鹿児島に次いで全国第3位を誇る農業県です。主な産出品目は野菜や果樹、米などが中心ですが、近年ではハーブの生産にも注目が集まっています。香りや彩りを楽しめるハーブは需要も高く、茨城県内では新たな特産品として期待されています。今回は、茨城県内でハーブの生産・販売に取り組み、さらに加工品づくりにも挑戦する農家の先進的な取り組みを紹介します。

茨城県内でハーブの生産加工販売に挑戦する農家

茨城県北部でベビーリーフやハーブ、エディブルフラワーなど約200種類を栽培する農家が、無農薬・土耕栽培にこだわり、香り高く味わい深い野菜づくりに取り組んでいます。自社生産のハーブを活用したソルトやギフト商品は、見た目の美しさと高い品質でレストランからの評価も高く、贈り物にも人気です。季節ごとの彩り豊かな野菜セットは、家庭用としても好評で、料理のアクセントとして重宝されています。定期便やオンラインショップも充実しており、安心・安全な食材を全国へ届けています。

ハーブを使った加工品はどんなものがある?

加工品としては無農薬栽培のバジルを使ったソースや、粒を潰さず旨みを引き立てた「マスタード」などが人気です。これらは、料理に活用しやすく、家庭でもプロの味が楽しめます。さらに、柚子を加えたマスタードや、オリジナルブレンドのハーブティーなども製造しており、食卓を華やかに彩ります。これらの加工品は、特に料理や健康志向の方々に好まれています。

ハーブは体に優しい?

ハーブは香りや成分にリラックス作用や抗酸化作用があり、古くから薬草として親しまれてきました。料理に加えることで食材の臭みを抑えたり、保存性を高める効果もあります。たとえば、バジルやローズマリーには消化を助ける作用があり、腸内環境を整える効果が期待できます。また、ハーブティーとして飲むことで、リラックス効果や安眠効果が得られ、ストレス軽減にも効果的です。これらの自然の力を活かしたハーブは、体にやさしく、毎日の食事や生活に取り入れることで、心と体のバランスを整えてくれるでしょう。。