意外と知らないケーブルの歴史

ケーブルの歴史は意外と知られていない

栃木の業者が手掛けているケーブル加工。ケーブル加工があるからこそ、日常生活が便利に送れるというもの。しかしケーブルがいつどこで登場したのかは、意外と知られていない気がします。そこでケーブルの歴史について、少し調べてみました。
ケーブルの歴史を辿れば、行きつく先は「電気の発明」そのものに繋がります。電気の発明について掘り下げるとかなり長くなるので、今回は割愛。あくまでも「ケーブル」についての、歴史を紹介します。

銅線の歴史

ケーブルは銅線で出来ています。銅線そのものは意外と歴史が深く、古い物では14世紀頃から始まりました。作り方としては、板状にした銅を管状に丸めて銅線を作り上げたのです。導入されたのは、幕末期の大阪。水車を用いて作ったとされています。
1841年になると、銅線を被覆したものが登場。見た目は現在のケーブルと、ほとんど変わりありません。ケーブルは海底へと沈められ、通信として起用。つまりは「海底ケーブル」で、現在も光回線として大活躍中。

発明品の数々

そんな中、1875年にケーブル業界において大きな発明品が登場。ずばり「電話」です。電話が登場した翌年の1876年には、実用化に成功。1880年では、80km離れた場所での通話にも成功します。電話と電話を繋げたのは、ケーブルそのもの。いよいよケーブル時代の幕開けです。
また19世紀後半になると、電燈が登場しました。現代人にはピンと来ないかもしれませんが、本来の夜は真っ暗。正真正銘、一寸先は闇状態です。昔の人は松明等の明りで夜道を歩いたものですが、松明だけでは心もとないものがあります。でも電燈の登場により、夜は明るいものになりました。

ケーブル加工は変わっても基本は変わらず

19世紀に使われたケーブルと、現在使われているケーブルは、全くの別物でしょう。でもケーブル加工そのものが手作りであるのは、今も昔も変わっていません。一見すると素人お断りの難解作業に見えるでしょうが、実は意外と簡単。
慣れないうちは苦労するでしょうが、慣れたら早く仕上げることもできるでしょう。もし手に職をと考えているのなら、ケーブル加工はおすすめできます。