横須賀の解体業者が持っている解体業に必要な許可申請とは?

横須賀の解体業者は、無許可で業務をしているわけはありません。
確かな技術と知識をもとに多くの解体工事を手掛けているだけでなく、許可を得て業務に当たっているのです。
今回は、横須賀市の解体業者が持っている解体業に必要な許可や申請について解説しましょう。

横須賀市で解体業を行うには2つの許可が必要

解体業を横須賀市で行う場合は建設業許可と解体事業者の登録が必要です。
実際に横須賀市で運営している解体業者は、そのいずれも持っていることがほとんどです。
まず建設業許可は税込500万円以上の解体工事を請け負う場合に必要な資格です。
この資格はビルなどの解体をする場合、必須の資格であり、横須賀市内で解体業を行っている業者の多くが持っています。
ただ、小規模な解体を専門に行っている業者はこの許可が不要なので持っていない場合があります。

一方で解体事業者の登録は横須賀市で解体業を行っているすべての解体業者が登録しています。
これは、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」により、「解体工事業者の登録」が必要とされているからです。
横須賀市の場合は、主に神奈川県内での業務が多いため、神奈川県の解体工事業者の登録を行っています。

このように解体業を横須賀市で行うには行政への手続きは必須なのです。

横須賀市でアスベスト除去を含む解体を行う場合はより多くの資格が必要

アスベストは健康被害もあり、処理には特別な知識が必要です。
そんなアスベスト除去は解体工事と切っても切れない関係にあります。
横須賀市の解体業者も例外ではないため、専門の業者と協業するか、自前で資格者を育成しています。
必要な資格は石綿作業主任者が挙げられ、この資格を持った人がいないとアスベストを含む解体を行えません。
また、従事者は特別教育を受ける必要があり、神奈川県の関連組織が運営する機関で受けることもあります。